サイエンスZEROで、富士山の噴火のこと取り上げていましたね
以前、富士山が噴火しなくてよかったと別のサイトのブログに書きました ( 記事は https://njsun.org/?p=176 です ) が、そのときにもチラッとサイエンスZEROという番組で富士山の噴火のことを取り上げていまいたね…。というようなことを簡単に書きましたが、富士山の噴火というのは、宝永時代 ( 1707年 ) が記録に残る最後の噴火で、それ以来起こってないのですが、富士山は活火山で 300年以上も噴火が起こっていないことの方が珍しいことなのかもしれないですね。噴火してほしくないですが。
宝永時代の大噴火のときの記録は残っていて、絵図も描き残されていたようで…。
小島瑠璃子様も「えっ? 何か 側面?」と驚かれていますが、私も火山の噴火と聞くと山の頂上の火口からドーンとマグマや煙が噴き出すイメージがあったのですが、これはフェイントな噴火ですね。
それで、この噴火によって宝永山という山ができたそうです。
なるほど、宝永時代に出来たから宝永山なのですね。そのときの火砕流などの被害も当然大きかったのでしょうが、実は富士山の噴火で申告な被害が出るであろうと言われているのが火山灰なんですよね。
前回の宝永時代の噴火でも関東一円は火山灰の被害が出ている模様。富士山の西側に分布がありませんが、日本では偏西風が吹いている影響で雲などを見てもわかりますが、風が西から東に向かって流れる傾向にあるので東側に広範囲になるのはわかりますが、富士山の西側にまったく火山灰が飛ばなかったということはないと思うのですが…。
この火山灰というのは、砂とかそういうものに比べても非常に細かくけっこうな重さになるようで、火山灰が漂うあたりを、うっかり飛行機が通過しようとするとエンジンに火山灰が詰まったりしてエンジンが停止したり、屋根に火山灰が積もってしまうと、火山灰の重さで屋根が押しつぶされたり、自動車なんかも飛行機同様に、火山灰が詰まってしまったらエンジンが動かなくなったりするそうです。
番組内で言われていたのが、特に被害を受けるのが鉄道だそうです。それと河川に火山灰が堆積してしまったりすると、飲料水にも支障が出るのだとか…。
単に取水できなくなるという話ではなく、火山灰の中にはフッ素が含まれているので、河川の水を浄水している日本の上水道のシステムとしては、河川に火山灰が積もることでフッ素の値が上昇して飲料水として使えなくなるのだとか。
富士山の噴火が起こらないことを願っておきます。
この時期にこの番組で富士山の噴火のことを放送したのは、たまたま研究の成果などが出た時期なのか、それとも、予言として一部で騒がれていた 8月 20日に富士山噴火…。を意識してのことだったのでしょうか…?
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