今週の中央競馬の重賞、予想はやめておきます
今週の中央競馬の重賞競走。個人的に、土曜日のレースは微妙ですが、日曜日は、スプリングSに阪神大賞典と G1競走の直結するレースでもありますし、楽しみにしていたのですが…。
厩務員のみなさん…と書いても労働組合に加盟している方々ですが、ストライキも辞さないという構えで臨んだ交渉は悲しくも決裂したようで、通知していたストライキを実行したようです。なんかニュースを見ていると 4つある労働組合のうち 1つは妥結したようなことも書かれておりましたが…。まぁ、個人的には、自分もストライキを行ったこともある労働者の一員なので、馬券の売り上げもあがり収益も増えたはずなのに、賃上げはじめ労働環境が良くならないことでストライキを行い、その結果、競馬の開催が行われなかったとしても、それは…、競馬を楽しみにしていた身としては正直言って複雑な気持ちもありつつも、開催中止を納得して、厩務員のみなさんの処遇の向上につながればいいな…と、応援しようかという気持ちもあったのです。
…が、
ツイッターなどで流れてきたツイートのニュースのリンクなどを見ると、土日の中央競馬は開催されということみたいです。これが、厩務員の労働組合の要求を全て…とまではいかないまでも、労働組合側が少々の譲歩はあったとしても、ある程度納得できる回答が示されてストライキが回避されて開催 ! というのであれば、ちょっと長いタイトルになってますが、予想しないとか馬券を買わないにはならないわけです。
なんでも、ストライキは決行されても、調教師の方や、非組合員の方の力で開催するということだそうです。これは、つまり、労働組合がストライキを決行することを見越して、事前に労働組合員に加入していない非組合員や調教師の方々などに対策を依頼していたということですよね? ストライキが決まってから急遽手配した…なんていう段取りではないですもんね。
過去にJR、東か西かちょっと覚えていませんが、一部の労働組合と交渉が妥結できずにストライキに入ったことがありましたが、この時はJRにはいくつかの組合があったようで、ストライキを一部の組合が起こしても運行は他の社員で行うので列車が運休になったりはしないですよ…と、事前に言っていたと思います。
今回のJRAの場合も、予め、ストライキが決行されても競馬は開催します…と言っていれば、まぁ、それはそれで問題もあるのかもいれませんが、ストライキの最中に開催されても、まぁ、一部出走馬に変更があったりしても、それなりになんとかするんだろうな…と、複雑な気持ちながら、馬券の購入や予想もしていたかもしれません。けど、今回はストライキまで行っての随分と気合のこもった交渉だったはず。それなのにストライキをした人をそっちのけで開催するというのは、ちょっと労働者を舐めすぎなのでは? と思ってしまう。
今年はコロナ禍の影響で、この 3年ほどはストライキをしたくてもできなかった労働組合もあったでしょうし、今年は物価高騰などもあって賃金の大幅な値上げを求める動きも多く、実際に賃上げを行った企業も多かったようです。資金繰りが苦しいという会社などならまだしも、儲けているのに還元しないというのは…。
それに、ストライキ…。土曜や日曜のレースの施行の時も続いているのかわかりませんが、続いていたとしたら、ストライキ中の人が業務に携わるわけにもいかないでしょうから、パドックでの馬引きなども大変なのではないでしょうか? 騎手のみなさんも不安を持ったりしないのかな? 本当に安全で公平なレースが確保できるのかも心配ですし。抗議の意味も込めて、私の馬券の購入額なんて微々たるものでしょうが、馬券の購入を、今週は控えておきます。この流れだと厩務員の方々の要求はほとんど通らずに、来週以降を迎えそうで、もしそうなった場合、来週以降も抗議の意味も含めて馬券を買わない…という態度を取るべきなのかもしれませんが、G1競走も始まるし、ひとまず今週だけです。抗議の意味を込めて馬券を買わないのは。
毎週、中央競馬の重賞の予想をアップしたときは、上のリンクバナーを貼っていますが、この最強競馬ブロクランキングというサイトの予想大会にも参加しているのですが、今週は、馬券の購入だけでなく予想もやめておきます。ということで、サイトの予想大会も不参加とさせていただきます。
ただ、JRAのサイトを見ると、いまのところ ( 2023年 3月 17日 22時 54分 ) は競馬を開催するという正式なコメントを発表していないので、
実際はどうなるのか、よくわからないですね。土曜日の朝、もしくは土曜日の夜から日曜日の朝にかけて、交渉が進んで状況が改善されたら、予想まではアップできるかわかりませんが、馬券は購入するかもしれません。ただ、ネットで出ている情報のように、ストライキまでして訴えているのを知らんぷりして開催というのであれば、馬券の購入を見送りたいと思います。
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