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映画観た シン・ウルトラマン


 久し振りに映画を観ました。シン・ウルトラマンです。




 シン・ゴジラは SNSで話題になっていて、もともと観る気はなかったのですが、気になって観ました。まぁおもしろかったといえばおもしろかったのですが、妙に地味な印象も受けてしまいましたが…。
 まだ公開されてから一週間ほどしか経ってないからというのもあるのでしょうが、シン・ゴジラに比べれば話題はどうでしょう? という感じでしたが、気になっていたのと、長澤まさみ様が出演されているというのもあって、鑑賞しました。
 
 なんだか知らないけれど、とりあえず怪獣達が日本にだけ出没する現代が物語の舞台になっていました。なんだか科特隊ではなく禍特対という組織が怪獣の退治というか対策を行っているみたいで、ネタバレになりますが、最初はポンポンとこんな怪獣が出て倒してという報告があって、そして、ある怪獣が出たときにウルトラマンが登場しました。テレビで放送されたのは、もう 50年以上も前ですよね。そのウルトラマンの雰囲気を醸し出しつつ、いまの時代に登場しても古臭さを感じさせないから、ウルトラマンって凄いですね。そして、なんていうか、30分枠のテレビではスピーディーな展開を求められるのでしょうが、映画では登場シーンが、じっくり溜めて…という感じでしょうか? 戦闘はCGなどを駆使しているのでしょう、そしてワイド画面で画面も放送当時のテレビサイズより横に広くなっている映画の広い画面で迫力が増していますね。
 スペシウム光線や変身の原理みたいなものも説明していますが、正直ようわからん。昔は、そんな小難しいこと考えずにというか後付でなんとでもできたのでしょうが、いまの時代は、私のような偏屈なオッサンもいるし、20世紀の映画と違って、いまはスマホやインターネットが当たり前という時代で、この映画でもスマホなどによって一般人が怪獣の動画を拡散したりという、ウルトラマンがテレビで放送された時代では考えていなかったような展開ですよね。
 
 バルタン星人は出てこなかったのですが、メフィラス星人とか出てきて、ちゃんと紳士的な宇宙人でしたし、名前は忘れましたがテレビ版のウルトラマンでも科特隊の女性隊員が強大化していましたが、このシン・ウルトラマンでも浅見さんが巨大化してましたね。踏まれる恐怖はあるものの真下に入ったらとか不埒なことを考えたのは私です。
 
 そしてこの映画でもラスボスはゼットンでしたね。ゼットンといえば 1兆度の火の玉を放てるとかいうとんでもない設定がありましたが、このシン・ウルトラマンに出てきたゼットンも同じ設定みたいですが、説明するときに「 1T ( テラ ) ケルビン」と言っていたのに時代を感じる私でした。いまは PCやビデオレコーダーなども HDDでは 1TB ( テラバイト ) 以上が当たり前のように付いてる機種が大半で、SSDで 1TB以上の容量があるものも増えてきている時代なので、テラと聞いて 1兆と思い浮かぶ人も多いかとは思います。そして℃…摂氏ではなく絶対温度であるケルビンを使うのもいまっぽいですよね。まぁ1兆ともなれば、摂氏でも絶対温度でも体感してもわからない誤差ですからね…というか、そもそも体感なんかできないですよね。
 
 そんなわけで、ちょっと小難しいところもありますが、テレビ版のウルトラマンを知っていれば、当時の知識を呼び覚まさられるストーリーにもなっていますし、知らなくても楽しめる作品ではないかなと思います。ただ私はウルトラマンをある程度知っていて見ているので、テレビ版のウルトラマンを見ていない方がどういう風な感じで見て楽しめるのかは、ちょっと想像できないのですが。まぁ、ウルトラマンを見ていなくても、ウルトラマンの知識がまったくない人はいないでしょうが…。
 
 カラータイマーがなく、とりあえず地球上での活動制約が 3分間ということはないようですが、なんかいろんな理由で地球上ではエナジーの消耗が激しいようです。
 
 
 この作品とは話がちょっと外れますが、最近はアメリカ政府などでUFOや宇宙人に対する見解があったり、日本でもそれを受けて国会で少しやりとり ( ? ) があったりしてますし、宇宙人というか異星人やもしかしたら異次元人や異世界人かもしれませんが、そういう情報が開示されたりするのではないかという話が都市伝説では度々取り上げられたりしていますが、シン・ウルトラマンでも異星人が政府とやりとりする話もあったりして、こういう映画作品を通して、宇宙人というか異星人の情報を開示するための準備を進めるのでは? なんていうことまで、ふと思ったりしちゃう私でした。
 

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藤島 士半

酒とギャンブルに溺れる、関西にひっそりと生息する 50代のおっさんです。

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